
院長向山賢一郎
1984年昭和大学歯学部卒業。歯学博士。同大学歯科病院小児歯科にて診療に携わる傍ら、「外傷歯」に関する研究を続け、講師も務める。「地域医療に携わりたい」との想いから2005年に開業し、2013年、生まれ育った千歳船橋へ移転する。子どもの目線に立ち、患者の心に寄り添った医療を提供。歯の治療だけでなく、心の成長も促せるような歯科医院をめざしている。
生まれ育った地域への恩返しの想いも込め
お子さん一人ひとり丁寧に向き合っています
昭和30年代、経済的に苦しい方も多くおられる農村地域で祖父が開業医をしておりました。作ったお米や野菜、鳥や卵を治療費の代わりにすることもあり、敷地内に鶏小屋があったのを覚えています。父もそうですが、損得にとらわれず地域の方に寄り添う姿勢に共感し、私も医療の道へ進みました。当然ですが「医療はお金もうけの手段ではない」との思いで、日々診療にあたっています。
大学時代、歯周病の研究で農村や島で診療に携わった際、小児歯科の大切さを改めて実感しました。それを機に小児歯科を専門とし研鑽を積んでまいりました。また、私の周囲で起こったアクシデントをきっかけに「外傷歯」の問題に興味を持つようになり、その研究にも従事してきました。外傷歯は対応が遅れると変色の原因にもなります。変色を防ぐためにも、研究で得た知識を治療に生かしています。
生まれ育った千歳船橋に少しでも恩返しできるよう、地域の皆さんのお口の健康のため、日々丁寧に診療にあたっていきたいと思っています。何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
お子さん一人ひとりの心に
寄り添った診療
怖がるお子さんを押さえつけることしません。お子さん一人ひとりの個性を尊重し、その気持ちに寄り添った診療を心がけています。
早期治療が不可欠な、
「外傷歯」に注力
転倒などでダメージを受けた「外傷歯」は、歯の変色を防ぐためにも、早期治療が鉄則。専門知識を生かし、適切に対応いたします。
お子さんの恐怖心を
減らす工夫をしています
色合いや絵画などで、明るい雰囲気を演出。嫌がる日はキャンセルも可能にするなど、お子さんの恐怖心を減らす工夫をしています。
親御さんと協力し
お子さんの歯を守ります
お子さんの歯を守るには親御さんの協力が不可欠。そのためにもしっかりコミュニケーションを図り、信頼関係構築に努めています。
小児歯科
お子さんの気持ちを尊重した診療を大切にしているため、お子さんが嫌がる日には、予約してしまったからと無理やり連れて来る必要はありません。暴れるお子さんの場合、安全確保のため押さえつけることも一般的に行われますが、当院では「押さえなくて済む方法を考える」「その子の好きなものや好きなことをカルテに書いてコミュニケーションに生かす」など、さまざまな工夫をしています。
小児歯列矯正
矯正治療の中でも、特に乳歯から永久歯に生え替わる時期に行う咬合誘導に力を入れています。お子さんの成長する力をうまく活用して、正しい歯並びになるよう、顎の成長を促していく矯正治療です。成長してから一般的な矯正治療をするよりも体の負担も経済的な負担も抑えることが可能です。また、仮に本格的な矯正を行う場合も、抜歯など大がかりな治療を避けられる可能性が高くなります。
外傷歯の治療
外傷によって歯が変色してしまうことも少なくないため、お子さんの外傷歯は早期治療が必須です。大学院で「歯の色彩学」をテーマに歯の変色原因を研究してきた経験を生かし、迅速に適切な治療を行っています。例えば歯に動揺がある場合は、一刻も早く固定することが重要。接着性レジンを用いる、ワイヤーを使って歯と歯を固定するなど、個々の症状に応じた方法を選択していきます。
小児矯正/4万円~10万円
ひまわり歯科クリニック
小田急線 千歳船橋駅
京王線 八幡山駅